スロットルコントローラー取り付け

ものはこちら、BLITSさんのSMATHRO(スマスロ)。
なんといっても安い!
どうも電制スロットルな感じが少しでも緩和できたらと思い導入することにしました、
ものは試しとお安いものを選ぶことに、しかしなかなか多機能ですし、前車からいろいろ使わせてもらっていた
BLITSさんの製品ですので信用がおけます。
とはいえ、フラッシュエディターのJOYSPLデータでECU書き換わってスロットル開度と燃料増量も適正化されてるんで、
あまり過度なスロットルコントロールの変更はフィーリング悪化を招くだけなんでたぶん気持ち程度上げるくらいだろうなとふんでます。

それでは取り付けですが、アクセルの取り付けているナットカバーをマイナスドライバーや内装剥がしなどで外して、
M10ナットを外せば簡単にアクセルペダルユニットが外せます、ハーネスを外して間にスマスロカプラーをはめるだけ、
あとはカプラー類をアクセルペダル基部右上あたりの空いてるスペースに収めてコード挟まないように元に戻すだけ、カンタン。

本体はコードの長さの関係もあってステアリングコラム下のこの位置、ダイヤルは人差し指つっこんで爪で回します。

そして試乗です、う〜ん…予想通り一番穏やかなハイスロポジションのダイヤル2が一番いい…。
それ以上にするとアクセルは開けていてもトルクとかまったくついてこない感じにだんだんなっていく。
やっぱJOYSPセッティングでてるな〜、ただし、ダイヤル2だけはスマスロOFFより若干いい、ほんの少しだけ
アクセル踏んだ時に押し出される感が上乗せされてる、つまりこの微妙なところがマージン部分。
ダイヤル3だともうだめ、一テンポ遅れてふわっと加速になってしまう、燃料が瞬間的に薄くなっているんだろうな〜。
ちなみにダイヤル0と1はノーマルよりだるくなるECOモード、2からだんだん7まで数字が増えるほど過激になっていく。
7なんかちょっと踏んだらすぐ100%だ。でも極低速でスピードものってない、回転も低いっていう低速加速や発進加速でそれやっても前に出てくれないよね。
ちょーどいいパーシャルの位置でピタッとアクセルがあいてくれると気持ちよく加速する、その感覚が自分の踏む感覚とあってると楽しい。
JOYSPのセッティングはもともとそれに近い。それが今回のスロコン導入でわかった…。

そして、8と9はオートモード、マイコンで2〜7を行き来する。
具体的には、
8は2から始まり、アクセルを踏んでいると3,4,5…、と上がっていき、アクセルはなすと5,4,3,2、と下がってくる。
9は7から始まり、アクセルを踏んでいると6,5,4、…、と下がっていき、アクセルはなすと4,5、6、7、と上がってくる

AUTO8がなかなかいい、踏み始めは2でぐっときてそのままアクセル踏んでるとぐんぐんと踏み足してくれる。
不思議なのは、状況にもよるがアクセルべた踏み加速で加速中、グンッ、グンッと切り替えタイミングでまるでトルクの山があるように
加速したときがある、これはアクセルべた踏みでも100%アクセル開度ではなかったということだろうか、なにぶん加速中でメーターを
見てる余裕はなかったがスマスロのスイッチが点灯するのは見えた、1回点灯で下がる、2回点灯で上がるだ。

結局AUTO8で使用することにきめた、不思議なことに燃費も少しよくなった、原理的には悪くなるはずだけど、フィーリングがあうと、
自然と余分なアクセルワークが減るんだろうとおもわれる。

追加仕様、リバース信号をつなぐ

このスマスロ、リバース信号をつないでやらないとエンジン切るたびにスイッチ押さなきゃいけない、安全対策だか何だか知らんが
めんどくさい…、もともとバックのときは切れるようにということなんだけど。

ちなみに、MTのNDの室内のどこにもリバース信号があると聞かない…、ネットを探るもATはあるらしいことが解るだけ…。
もちろんヒューズもなし…。もう12Vだけ引っ張ってきてスイッチ付けたろかとも思うが…、しゃあないやるか〜。

まずは、トランクランプをはずす、上からこじればすぐ外れる、コネクタも外す。

トランク後方の樹脂パネルを外す、4か所のピンを外せば外れる。

内張りのピンを外して、床下は右側だけまくり(外しちゃってもいい)、右側側面の内張りは外す。

作業中は写真とってないので手抜きですいませんが、内張りの中、赤丸のところにグロメットがあり、
灯火類とバックカメラの配線の束が床下からきています、ここの左右のバックランプ線からリバース12V+が取れます。
この配線の束の赤色の線の内3本に2本が正解です、バックカメラ5V+のはずれが1本紛れ込んでます…しかも同じ太さと色で…。

色ぐらいかえてOK!!それか12Vにしろ!!てことでテスターももってないので物理的検証法を行います。
まずショートが怖いのでバッテリーのアースを外します。
そして、おもむろに3本の内一本をニッパーで切断!いそいそとギボシ端子をつけます、そしてテープで絶縁。
バッテリーアースを接続して、車の電源ON!(エンジンはかけないで)、そしてギアをバックに入れます。

確認方法は、バックカメラが切りかわなければ、バックカメラ線を切ったってことでハズレ、残りが必然的にあたり。
バックカメラにきちんと切り替わればあたりを引いたということ。
んでもってバックカメラにきちんと切り替わってるんで、降りて確認、左バックライトが点灯してない、つまり切ったのは左バックライトの12Vであたり。
よかったよかった。ギボシで分岐してもう一度点灯確認、きちんとつきました、あとは室内に引き込むだけ。
矢印のあたりから室内に引き込めます、助手席の後ろあたり。

まずは、スカッフパネルを外します、クリップでとまっているので上に引き抜くだけ、どこ外すのもまずここからですね。
そしたら画像のリアクォーターパネル?を丸印のピン3つ抜いて手前に下側からまっすぐ引きます、そうすると上側も浮くんで、
上のかぶさっているパネルを押し上げながら真っすぐ外します、横滑りして外すとクリップが横滑りしてクリップが挟んでいるボディ
の溶接部にキズがはいってしまいます…。
そうすると、トランク側へ抜ける部分が緑丸あたりにあります、のぞくと配線がトランクへぬけてるのが見えます。
私は室内側から針金を通して配線を引き込みました。

そしてサイドシル、ヒューズボックス、とグルリとまわし運転席下まで引き回して(このあたりは他の方がネットでいろいろ出てますよね)、見事接続!めんどくせ〜。
接続確認して内装を室内、トランク両方戻してやっと終了。

NDロードスターにつける人のご参考になれば…